バストアップにサプリは効果的?!成分別の作用・副作用
バストアップサプリに含まれる成分別の作用・副作用
プエラリアの作用
バストアップ成分の代表格といえばプエラリアです。プエラリアは、エストロゲンを増やす作用があります。エストロゲンとは、女性ホルモンと似た働きをする成分で女性らしい体の形成にはかかせません。
具体的には、肌ツヤをよくし、バストアップ効果が期待できます。また、病院で行われる女性ホルモンの充填には、エストロゲンが使われることもあります。
プエラリアの副作用
プエラリアの副作用は、頭痛や生理不順、吐き気などがあります。これらはホルモンバランスの崩れによって引き起こされる症状です。
女性ホルモンと男性ホルモンは常にバランスを保つようになっており、プエラリアの摂取により女性ホルモンが優位に立つと体の不調が現れる原因になります。
ブラックコホシュの作用
バストアップに効果のあるハーブとして重宝されてきたのがブラックコホシュです。ブラックコホシュはアメリカで発見され薬草として用いられてきました。ブラックコホシュには、バストアップに欠かせないタンニンやイソフラボンが豊富に含まれています。
タンニンやイソフラボンは女性ホルモンと似ており、エストロゲンと同様の働きをします。そのため、ホルモンバランスの緩和やバストアップに効果を発揮します。
また、PMS(月経前症候群)にも効果があることが認められ女性には頼り甲斐のある成分といってもいいでしょう。
ブラックコホシュの副作用
ブラックコホシュの副作用は、胃失調や体重増加、頭痛などがあります。また、肝臓障害の副作用もあると言われ、そのメカニズムは現在解明されておらず研究が進められています。
ワイルドヤムの作用
バストアップだけに限らず生活習慣病の予防にも効果があるのがワイルドヤムです。ワイルドヤムにはジオスゲニンやサポニンが含まれています。
ジオスゲニンは女性ホルモンであるプロゲスニンに似た成分でバストアップの効果があります。そのメカニズムはジオスゲニンが乳腺発達に関与し、乳腺脂肪の増加を促進するからです。
そのため、サプリ摂取後にマッサージで乳腺を刺激すればよりバストアップが期待出来ます。
ワイルドヤムの副作用
ワイルドヤムは過剰摂取すると、下痢や腹痛などの胃腸障害を引き起こします。これは、ジオスゲニンがホルモンバランスを崩してしまうためです。
ワイルドヤムにはジオスゲニンが大量に含まれていることから摂取する際は分量を守ることが大切です。
バストアップサプリで気をつけたいポイント
バストアップサプリで気をつけたいポイントは、以下の2つです。
- 1日の摂取量を守る
- バストアップを謳った有効成分の入っていないサプリに騙されない
プエラリアの原産国であるタイでは1日の摂取量は100mgまでと規定されています。副作用を催さないためにも、メーカーによる摂取量は守るようにしましょう。
また、国民生活センターにはバストアップを謳っているけど有効な成分が配合されていないサプリも報告されているようです。バストアップサプリを選ぶ際は、成分の含有量を必ずチェックするようにしましょう。
